
山ねこ
昨晩、何気なくテレビをつけたら、お好み焼き対決の番組をやっていた。
鉄板の上でお好み焼きからしたたるソースがジュージュー焼ける映像を見て、所長の脳内は一瞬で「お好み焼!」ということばで一杯になってしまった。…ということで、今日は駆け足で「KOTORA」へ行った。

この「KOTORA」というお店は、芋焼酎日記熟睡中に生まれたお店であるが、もともとは、旧ブログでもたびたび登場していた「なかなか」である。白楽から反町への移転とともに、店名を変えたのである。なぜ「KOTORA」なのかよく分からないが、看板に猫がデザインされているので、その辺に由来があるのだろう。
さて、今日は久々に尾鈴山蒸留所の「山ねこ」をロックで飲んでみた。
この「山ねこ」は、原材料にジョイホワイトという芋が使われているため、一般的な芋焼酎と比べると、華やかで青っぽくフレッシュな風味が特徴である。この独特な風味は、好みが分かれるところではあるが、最近、それぞれの銘柄が持っていた特徴を失ってしまった芋焼酎が多い中、相変わらずの味を保っている。これだけでも、「さすが」のひと言である。
この焼酎に合わせた酒菜は、

コロコロミックス焼(2980円)
「コロコロミックス焼」は、和牛ステーキと貝柱といかとえびのミックス焼きに焼き野菜が付いた、所長にとっては「ドリームプレート」である。和牛ステーキのじわ〜っと口の中に広がった甘美な脂を「山ねこ」が華やかな香りですっ…と流してくれる。これはたまらない!そして、いかもえびも焼き野菜も、淡泊な味わいの中から「山ねこ」がその甘みをぐっ!と引き出してくれる。完璧!!!

山芋焼(850円)
最後の仕上げは「山芋焼」。
小麦粉の代わりに山芋を使ったカロリーオフのお好み焼きである。全体的にふわふわしていてキャベツの食感が直に感じられる。美味い!これならば、体にも優しい上に、酒菜としても締めの食事としてもいけそうだ。
今年も「KOTORA」にはお世話になりそうだ。