2019年01月22日

青天 桜島


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青天 桜島

「青天 桜島」は、アルコール度数8%のスパークリング芋焼酎、つまり、芋焼酎「桜島」の炭酸割りである。ラベルによると、夏季限定だったらしい。(現在は通年販売)

炭酸大好きの所長は、かつて、芋焼酎の炭酸割りを何度も試してみたが、炭酸が芋焼酎の苦み?みたいなものを全面に出してしまってイマイチであった。結局、「芋焼酎の炭酸割りは飲めないことはないが、それほど美味いのもではない」という結論に至ったのであった。

…という経緯があったので、ほとんど期待せず飲んだのだが、この「青天 桜島」は、「アリ」だった。

弱めの炭酸が、芋焼酎の旨味をキレよく上手に引き出している。(びっくり!)飲んだ瞬間は「薄っ!」と思ったが、後からじわ〜っと芋焼酎の香りと甘みが優しく追いかけてくる。この弱めの炭酸とアルコール分8%という度数が絶妙だ。振り返ってみると、自分で作った炭酸割りは、強炭酸高度数過ぎたかもしれない。

芋焼酎にガツン!としたものを求める人には物足りないかもしれない。しかし、炭酸水を飲んでいるような感じで気軽に美味く楽しめる「青天 桜島」は、キンキンに冷やした瓶のままのようにごくごく飲みたい。

あとは量と値段。490mlで648円は量が多くて高いと思う。飲食店では、これが安くて1本1200円くらいになってしまうことを考えると、リピート注文は難しい。そう考えると、量は缶ビール同様350ml、値段も缶ビール並の250円くらい(出来ることならば200円くらい)にしなくてはいけない。発泡酒の存在を考えると、世の人は250円でも高いと思っている人が「大勢」いることを忘れてはいけない。

そして、飲食店においては生ビールみたいに生焼酎サーバーでの提供もおもしろいと思う。

「青天 桜島」は、芋焼酎ブーム復活!の起爆剤となりうる存在だ。

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posted by 所長 at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本坊酒造
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